ビビアンマフラー

ビビアンのマフラーは、ビビアンウエストウッドから出されているマフラーですが、今大人気です。
インターネットの通販でも売り切れで、今売られているのは、無地のものばかりで、本来のビビアンのマフラーとしては、ちょっと物足りないです。
ビビアンウエストウッドと言えば、イギリスだけでなく世界を代表するデザイナーととして、有名ですが、もともとはロックをテーマにしたデザインで有名で、最近でこそオーソドックスなデザインも出すようになっていますが、本来のビビアンウエストウッドは過激なロックファッションの権化みたいなブランドでだけに、ビビアンのマフラーでもを、種類によっては以前のビビアンウエストウッドを髣髴とさせるデザインのマフラーもありますが、直ぐに売れてしまいます。
ビビアンマフラーが急に人気が出始めたのは、矢沢あい原作の人気マンガ「NANA」が映画化されて、パンクロック好きの主人公が、パンクロックのミュージシャン御用達のビビアンウエストウッドのマフラーを着ていたためです。
急な流行とは得てしてメディアの影響が大きいものです。
ロックにのめりこんでいた頃のビビアンウエストウッドのデザインと今のとを比較すれば、隔世の感があり、同じデザイナーとは思えないのは確かで、パンクロックなどのファンが最近のビビアンマフラーの流行に批判的なのも良く分かります。
ビビアンウエストウッドも若い時は、言わばエポックメーカーとして、封建的なイギリス社会を批判して成長してきたデザイナーですが、年をとって枯れてきたビビアンも、捨てがたいものがあり、デザイナーとしては若い頃よりある意味ピュアーになったと見えます。
それだけに過去のビビアンを回想するような今のビビアンマフラーの人気は、あまり良い傾向とは思えません。
多分に販売業者や輸入業者の販売戦略的な臭いがプンプンします。
このようなブームでビビアンウエストウッドの真価が見過ごされ、誤解されてしまうことは、悲しい事です。
とは言っても、ビビアンウエストウッドのドレスを買おうとしたら、パリコレ並みの値段がしますから、若い子達にはせいぜいマフラーあたりが、購入できる範囲のアイテムと言えるでしょう。
今のビビアンウエストウッドの世界的な評価はそのくらい高く、れっきとしたビビアンウエストウッドのファッションアイテムを変えるとしたら「NANA」原作者の矢沢あいぐらいに儲けないと無理かもしれません。