ポールジョー
ポールジョーはフランスで1996年にソフィー・アルプによってスタートしたファッションブランドです。
当初はメンズのファッションのみを手がけていましたが、1997年にはレディースも発表し、2002年にはポールアンドジョー ボーテと言うブランドでコスメティックも取り扱うようになり、今流行りのトータルコーディネイトを提案するファッションブランドに変身しました。
主婦からブランドを立ち上げて、ここまで発展したことに驚きを感じますが、ソフィー・アルプは畑違いの経済学を勉強していましたが、親がシャツのブランド、ル・ガラージュをやっていた手前、だんだんファッションに傾倒していき、アズティン・アライアのブランドや、ファッションの専門学校インスティチュート・フランス・デ・ラ・モードに通って、デザインの勉強をして、両親を手伝って、自然にデザイナーになリました。
ル・ガラージュが閉店した後に、息子のポールとジョーの名前に因んだブランドを立ち上げました。
ですからもともとデザイナーとしての土台があったことが分かります。
ポールジョーは親のブランドでシャツのデザイナーをやっていただけにシャツが人気ですが、厳選された素材や仕立てのよさは、親のブランド譲りと言えるでしょう。
ポールジョーのメンズは、女性らしい繊細でやさしいテイストがあって親しみやすいデザインです。
最近のトレンドであるストリート系のファッションを上手く取り入れた伝統的なカジュアルファッションを組み合わせたものと言えます。
ソフィー・アルプ同様に方に力の入らない、日常生活を切り取ったようなリラックスした雰囲気が堪りません。
レディースは、メンズよりはソフィー・アルプががんばってデザインしている事が分かる意欲作です。
カラーリングは鮮明なカラーの原色として大胆に用いて、スリムラインのスッキリしたシルエットにまとわせたような、何かメンズと比べて、男性デザイナーの作品のような気さえする仕上がりです。
ポールジョーのレディースのデザインは、シャツなどが得意なことから、テイラードの縫製技術にも精通している事から、テイラードテイストが感じられてスクウエアなフォルムが多く、アズティン・アライアとも違う彼女の世界を感じさせてくれます。
ポールジョーのトレンドとの距離感をおいた独特のデザインは、やはりテイラードの世界をしっかり身につけているからでしょう。
いろいろ事業展開していますが、ソフィー・アルプにはポールジョーのファッションデザインに専念してもらいたいと思います。