ぶら下がり健康法
ぶら下がり健康法は、腰痛に悩む人が多くなるに従って、ここへ来て話題になっています。
それに伴ってぶら下がり健康器具もまたまた人気が出てきました。
20年ぐらい前にも一大ブームになりましたが、最近も結構通販で目にするようになりました。
ぶら下がり健康法自体は有効性は認められていますが、鉄棒にぶら下がる事自体が大変です。
整形外科などで行なう牽引治療と同じで、脊椎を伸ばして神経の圧迫を物理的に軽減すると言うモノですが、整形外科などではぶら下がり器具などは置いていません。
なぜなら鉄棒にぶら下がって、何分いられるか考えてみてください。
少なくとも30分はぶら下がっていないと効果はありません。
そう考えると高齢者向きではないことが分かりますが、若い人で筋力がある人でも30分以上もぶら下がっていられる人が何人いるでしょうか。
ぶら下がり健康法の効果が何分ぶら下がっていれば効果があるのかについては、どこでも言っていません。
ただ机上の理論で言っているだけのことで、実際どのような状態でどのくらいの時間ぶら下がっていれば良いのかと言う基準が全く無いと言えます。
その事は所詮民間療法のレベルと言う事を意味しています。
確かに鉄棒や高いところにしがみついてぶら下がれば、腰などがスーっとしますが、その効果がどのくらい続くかと言えば、ほんの少しの間だけです。
腰痛がひどくてマッサージするのと同じで、手軽にできる点では良いのですが、ぶら下がり健康法を実践して、それなりの効果を上げようとすれば、若いうちから毎日ぶら下がっていないとなかなか効果と言うほどまでには、腰痛は改善されません。
ぶら下がり健康法の欠点を補う形の逆ぶら下がり健康法と言うのがありますが、これはぶら下がる発想を逆にして、25度ぐらいの傾斜のところに、足を上にして寝ているだけです。
逆立ちまでは行きませんが、これだけの角度で重力の影響から、人間のからだをある程度解放します。
普段体にかかる重力を反対方向に働かせるもので、脊椎などを伸ばす効果だけでなく、リンパの流れも促します。
要するに普段と逆の方向に重力を働かせて、体の圧迫やリンパの流れも逆方向に流し、その結果腰痛ばかりか、免疫力の改善など色々効果があるようです。
ぶら下がり健康法よりは逆ぶら下がり健康法の方が、理屈が通っていますし、足のほうを高くするだけで効果がありますから、体力のない高齢者の人にもできる健康法ではないでしょうか。